一般化して語る「だから女は」という表現と
差別としての「だから女は」という表現は
似て非なるものらしい。
一般化して語る「だから女は」というのは
一般化して語る「だから男は」という表現と並列で、
この形で語られる場合、一般化するな で終わる。
しかし、
「だから女は」という表現が差別になる場合、
並列して語られるのは「だから黒人は」「だから韓国人は」と
いう表現と並列になり、大騒ぎになる。
私らの親の世代は、まだまだ女性蔑視・女性差別が
酷かった(当たり前にあった)時代の人達だ。
うちの母も、大変頭の良い人で学者の道を希望していたが
「女が勉強が出来てどうする」と親に反対され
(それでも小賢しい母は)服飾化学が学べる大学に
「ほら服飾だから、女性らしいでしょ?」みたいな感じで
親を騙して入学した。
後で実態を知り親は激怒=大喧嘩したらしい。
勿論、親を納得させるために、家事手伝いや家のことは
ほぼ完璧にこなし「勉強する機会」を剥奪されないよう努力をし、
結果、某大手企業の研究室に入ることが出来たが、
親が無理やり設定した見合いで結婚退社させられた。
男だったら、化学の勉強をしたいと言って
男だからと言う理由で反対する人はいないだろうし
喧嘩・説得という「余計なコスト」を払う必要はないだろう。
#もちろん、お金のこととか、他の事柄で反対される可能性はあるし
#遠方の大学進学に反対する親を説得・喧嘩というコストは発生しうる。
#しかしそれは男女どちらにも、誰にでも発生しうることで
#今回の問題と並列して語ることは出来ない。
#もし裕福だったら、と言う人はいるかもしれないが
#それは差別とは若干ちがうと思う。
#裕福でも子どもを身近に置きたい親はいるし
#親が裕福でも、子どもが自力でお金を工面する、
#例えばバイトや奨学金を利用する人もいる。
#少なくとも、お金が無いからと言って権利を奪われたり、
#門前払いされたりすることはない。
もちろん、男性にも差別はある。
男性が「服飾科に行きたい」と言って、男のくせにと言われたら
それは性差別だ。男にだって性差別は存在する。
いずれにせよ、差別というのは「理不尽な抑圧」なのだ。
-----で、今回の話ってのは
男がレイプ・・・だと想像がしにくければ
強盗・ひったくりをされる危険があったとして
男が男だからという理由で抑圧されることがあるか。
という話なんだよな。
お金を見せびらかして歩いていれば強盗に遭っても仕方がない、
というのは、男に限らず誰にでも当てはまる。
その表現は被害者に対する中傷・偏見ではあるが、
差別要素は含まれない。
「肌を晒して歩くな」と言うのは、中傷・偏見に加えて
性差別という要素が加わっている、という話なんだな。
うん、なんか自分の中でやっとすっきりしたぞ。
しかし変な話だ、と思うのは
女性が女性らしい服装をすることは、社会においては
むしろ望まれる傾向にあり、そういう飾り気がない人に対し
人は、あまり好意的に捉えていないように感じることが多い。
そういうのも全部ひっくるめての「差別」なんだろうな。とは思う。
さて、大学を行く際に、大変苦労をした母の話に戻る。
彼女には7歳年下の妹がいるのだが、
妹が大学を受験する頃には時代も変わり、
女もキャリアと言われ始めていた。
故に、妹は難なく医療系の大学に入れてもらえた。
妹は、勉強があるからと言う理由で家事の手伝いも何もしなかった。
母は、大変不満がった。まあ、当然といえば当然だ。
私たちの親というのは、そういう過渡期にあった人だ。
心の中には
自分たちが嫌だったことは子どもにさせたくない
という思いと
私たちはあんなに苦労したのに当たり前のような顔をしやがって
という恨みつらみを私らに叩きつけてくる 2つの顔を持つ。
そういう人たちに育てられた私たちが
混乱の中にいるのは間違えが無いが、
その混乱する中で、女性が差別されない社会を築き
女性の自己実現を見出していかなければならないのだ。
女性蔑視と闘う というのは女性としての本来の仕事ではない。
必要なことではあるがそれはいつぞや不要になるものだ。
不当な差別を受け、心に闇を抱える人も
いつぞや潰える。否、潰えさせなければいけない。
だから、差別を内面化した存在が差別を生むような流れは
断ち切らなければならん。という話なのかもしれない。
しかしそれはそれとして。
女の敵は女。と、言われなく日もくるのだろうか?
それとも、それは本能的な問題で、無理なのかなぁ・・・
全然関係ないんだけどさ。で、あまり逆なでしても意味ないから
こんなところでぼそっとつぶやいてみるのだけど。
拉致問題を引き合いにして韓国人に石を投げることを
正当化するやつって
南京大虐殺を引き合いに、日本人に攻撃する彼らと
どこが違うと言うのだろうか。
同じ穴の狢とはよく言ったものだ。と辟易してしまった。
しかし
アメリカ人が、真珠湾攻撃のことで粘着してこないのは
戦争に勝ったからなのかな。
例のばーさんが、現地に赴きひどい黒人差別的暴言を吐いても
誰も何も言わなかったのって、黙殺されたからなのかな。
なんかちょっと、国民性だったりして。と思わなくも無いが
長く闘っているだけあって、あっちの人は大人なのではないかな、
と、思いました。
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