高いリスクを取る人にはインセンティブを付けるって当然じゃないか。
と、思うのだが日本ではそんな当然と思えるような理屈が通じない。
リスクを取れるような人ほど、割を食うようになっている。
故に、リスクを背負わされないように振舞うことを賢いと称する。
能ある鷹は爪を隠す、ってやつだ。
しかし本来、能ある鷹は爪を隠すという言葉は
確実に獲物を仕留めるには、爪なんか出してたらばれちゃうでしょ、
って意味であって、能力があることを隠せば
余計な仕事を背負わされなくて済むじゃないか、という意味ではない。
爪を隠して、爪を使う機会を失するのは愚の骨頂である。
そういうのは、賢いとは言わない。
日本の本当に腐っているところは、出来るヤツが
楽をして稼げることを賢いとする風潮にある。
出来るヤツがやらないってのは、出来ないヤツがやれないのとは意味が違う。
しかし、やってもやらなくても給料が同じであれば
出来るヤツがやらなくなるのは当たり前のことだと思う。
私だってそんな不条理を押し付けられれば、さっさと次の職を探す。
#実際にそういう経験はある。
能力がある人を使えないのは、賢いとは言えない。
・・・まあ、実際のところ賢くない「普通の人」が組織を構成しているのでそうなってしまうのも、ある意味致し方ない。ということなのだろうか。
まあ、普通の人が中心、ってこと自体は良いと思うのだけど
「仕方ない」で済ませて良い話じゃないよなぁ・・・
げんなり。
能力がある人の自立、例えば医者の自立を阻害すれば
巡り巡って自分らが困るということに気づかないことは
賢いの普通のいうレベルで割りきって考えて良い話じゃないと思う。
そもそも「普通」で終わろうとするなら、先進国の真摯さに勝てるわけがない。
ただ自分らのことだけ考えればなんとかなるような時代は
とっくに終わったんだってことに、もっと真剣に向き合っていただかんと
何もかにもを巻き込んで沈没しますぜ ほんとの話。
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