みんなで(楽しく)お絵かきをします。

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DTPデザイナーの友人に、過去自分が描いた絵を見せたら
水彩画を教えてくれ!と言われた。

彼女の目的は、別にそれでプロになりたいとか大学に入りたいとか
賞を取りたいとかそーいう話ではなく、ちょっとしたポストカードを描きたい、
程度の感覚であったので、そういうことであれば喜んで。と言った。

#但し「それでいきなりお金を稼ぐなんて出来ないと思うけど」
#という注釈が入ったので、かなり高レベルのものを目指しているはず。

#旦那さんが絵が上手なのだそうで(多分同じくデザイン系)
#彼らと肩を並べるぐらいのものは描けるようになりたい、
#と言っているのだと思う。

#だから、飽きれば終わり、みたいな遊び半分ってわけでもない。


彼女は、絵画教室に席を置きつつ、教室が引っ越して遠くなってしまったこともあり
通えなくなってしまったので、ご近所である私であれば、仕事帰りに近場ででも、
という意味で言っていたので、私もその程度の意味にしか捉えていなかった。

が、しかし。

最初になにをやるのかを決めるために、ちょっとヒアリングをしたら
なんか「とんでもない話」が出てきてビックリした。


まず、彼女はとんでもなく「特徴を捉える」ことが苦手であるそうで、
ものすごく絵に対して苦手意識を持っていた。

にも関わらず、通っている絵画教室では

大学受験で使うような馬鹿でかいキャンパスにデッサンさせて、
完成に、4ヶ月もかけさせているようなのだ。

彼女の希望とのあまりのかけ離れた感になんじゃそりゃ?と思ったが、

その先生は、ちょっとしたイラストを描くには基礎力が大変必要で
デッサンも出来ないようなやつがそんな絵を描きたがってはいけない、

とかぬかしてやがるそうだ。

ばかじゃねーの?

プロになりたいわけでも、受験したいわけでも賞を取りたいわけでもない
「楽しく絵を描きたい」って人に、なんでそんな楽しくない教え方してるんだ?


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絵を描くには、勿論ある程度「感性」は必要なんだが、

デッサン力に限って言えば「物事を正確に捉える力」と
「正確に表現する力」加えて「数学的な美の知識」があれば
感性なんてなくても「理屈」で描けてしまうものである。

で、俗に「感性がある」と言われる人の多くは、
この3つの尺度、定規みたいなものを最初から持っている人で
こういう人達には、大きな画面でのびのびと絵を描かせれば
確かに伸びやかに成長して行くだろう。

しかし、感性が無い人に、いきなり馬鹿でかいキャンパスを与えたら

混乱するし、どこを見れば良いかも分からんし、
何をどう切り取ってよいかも分からんしで何も出来なくなるだろう。


そういう「わかってない人」には、まず理論から教える必要がある。

そんなのは、大学受験のためのデッサンの本を読めば
どんな本にだって書いてある、基本中の基本の話だ。

で、そういうのも教えずに、いきなり大画面を押し付けるという話を聞き、

直感的に、

その先生は自分がわかっていることは
他の人もわかっているだろうと決めつけるタイプだな、

と、思った。大変げんなりした気分になった。


#彼女自身も、私はこういうことがやりたいわけじゃない、
#と言ったそうだが、逆に怒られたそうで

#何でお金払ってやりたくもない絵を描かされて
#怒られなければいけないんだ、と憤慨しておった(苦笑

#でも辞められないのは、一重に
#「絵を描けるようになりたい」という気持ちからなんだろう。

#辞めちゃったら、描く機会を失うような気がしているんだろうな。
#で、多分今のままだと実際にそうなるんだろう。


しかし、そんな絵画教室はあなたを成長はさせないから
さっさと辞めてしまえ、と言った。

お金が勿体ない。

勿論、私が教えてやるから。という意味を含めて言っているが
それでもしばらくは、彼女はそこを辞めることはしないだろう。

そこに到達したいという気持ちがある限りはね。

#だから、実際に絵を描いて、1人でも描けるようになったら
#その時初めて辞めるって選択肢が出てくるのだろうな。


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しかし私としてはそんなことを勉強するよりも
(彼女はDTPのプロデザイナーなので)
カラーコーディネーターの試験用の教材の方が
あなたにとっては余程魅力的で刺激がある。と、紹介をした。

案の定、がっつり食いついてきたので
次に会う時には、カラコーの教材を貸してあげるつもりだ。


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理屈で絵を捉える感性が無い人には、まず最初に
細部の観察方法から教えた方が、絵を描くのは楽しくなる。

なので、水彩画を教えるにあたり、何を描きたいかテーマを決めて
その図鑑か写真集を持ってくるように、という宿題を出した。

そして初日は、数種類の紙から、どの紙が自分に合うかを選び
画材の癖の確認方法をいくつか教える。

それから、スケッチブックで少し練習をして、本番。
まずは1枚以上のハガキ絵を描き終えるところまでやってみる。

賞味・・・4時間もあれば足りるかな?

みたいな感じで予定しております。

参加者は、DTPデザイナーの彼女と、漫画家志望(現在はアシスタント)の娘。

発端の彼女はそんな雰囲気(漫画とかイラストとか)を求めていた!と言っているし
漫画家志望の娘はDTPを勉強したい、と言っていたので
情報交換的な交流会も兼ねている。きっと楽しい会になることでしょう。


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私自身、近いうちに絵を再び描きたいんだがーなんて思っていたが、
こんな形で、再開出来るとは思いませんでした。

なんて有り難いんでしょう。

過去の、イラストレーター養成教材なんかも
引っ張り出してみようかしら。なんて思ったり。


何か描きたいものがあるのであれば話は別だが、
今は特にそういうわけでも無いので

再開するには、基礎からしっかりやる方が楽しいと思う。

なんか、そんな気がした。


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昔、新しい画材を買うと、必ず何種類もの紙を用意し
全ての色の特徴と、混ぜた時の色味をくまなく試してみた。

特にカラーインクなどは、色と色によっては
混ぜると濁って固まってしまうことなどがあったからなのだが

例えば絵の具として売られている緑色と
黄色と青を足して作った緑色では当たり前だが違うわけで、

どういう絵を描きたいかを頭の中でイメージするには
その画材がどれだけの色を作れるか、

また、紙に水と一緒に乗せたときに、どれぐらい水を含ませると
どのような広がりを見せるのか、とかいうのを全て確認する必要がある。

その、確認作業が、私は大好きだったのだ。
それこそ、超絶マニアックに。

そして紙ごとに、全ての色の色見本を作り、
それを見ながら、絵を描いていた。

ラップでコーティングして、なるべく色あせないようにしていたが
それでも劣化してしまうので、一定時期が経つと作り直していた。


・・・まあ、いきなりそこまで深みにはまることはないだろうがw

画材ごとの色見本はあると便利なのは間違えないので、
簡単なものは、最初の段階で作ろうと思っている。

最初にそういう習慣を身につけると、絶対に後々まで役に立つからね。


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ちなみに。

特徴を捉える練習について言うと

(幼少期のお絵かき教室はカウントせずに)
私が初めて自分の意志で絵を学ぼう。と思ったときに
お世話になった先生のやり方は、こうだった。

まず、素描。とにかく素描。

教室の生徒の1人がモデルとして円の中心の椅子に座り、
5分で描く。1人5分。それ以上は貰えない。

5分たったら、次の人にモデル役がまわっていく。
一周したらその日のウォームアップは終わり。


とにかく素早く特徴を掴むことをひたすらやらされたのだが
あの経験は、ものすごく貴重だった。


もう少し「絵を描く楽しさ」から先に進みたそうな雰囲気になったら
この「ひたすら短時間で素描」という練習方法は、教えたいと思っている。

が、そういうのはある程度わかってきてからの話だね。
最初はもっと、入り口のところで楽しんでもらわんと。


こういうのからはじめちゃうと、「訓練」になっちゃうからなw

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このブログ記事について

このページは、qufeiが2010年2月28日 05:23に書いたブログ記事です。

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