壊せないと怖い。ってのは、とても哀しいことだと思うが。
別に、壊せても壊せなくても、怖いってこと自体が、本当は哀しいんです。
しかし、哀しさからどうやって脱するかとかいうのは
その人次第だし、もしかしたら脱するのこそが怖いかもしれないので、
大切な人だったら、ちょっと離れたところにずっといようかな。と思うけど。
まあ、たまたますれ違っちゃうだけのことに、意識も時間も割いてられないのが現実で。
-----
私がバイセクシャルでありながら、女性に落ち着かなかったのかは案外明白で。
私が好きになる人は、全員結婚して子ども産んでるんだな。
よするに「ノンケの女性」を好きになっちゃうのである。故に、成就せんw
更に性質が悪いことに(ってことにしといてくれ)
好きになってくれる人も、普通の女性が多い。
で、あるぶっ壊れた女性の話を書いてみようと思う。
あの時の、なんてゆーか、虚無感とかどーにもならん。って気持ちは
なんかもう、私には女性を愛しきれないな。と結論付けるに十分だった。
-----
その人とはネットで知り合った。同じコミュニティ(普通のねw)にいた人で
なんとなくお互いを気にかけている仲だった。
その人は、(恋人ではない)男友達とえっちが出来る人で、
そのことについて色々な人からあーだこーだ言われていて、
私は(こういうネタに対しては毎度ながら)んあー。と思って見ていたけど
ま、そういうのもいて良いんじゃね?私にゃ出来ないが。ぐらいに思っていた。
で、私はその時(てゆか今もだけど)バイセクシャルってのは「公言」してた。
好きになるのにあんま性別関係ないけど、でも私は女なんだよな。ってのは
すげーよくわかっていて、男の代わりなんかじゃなくて女として女好きになることに
(周囲の色々に対しての反発として)誇りすら持ってるぐらいにバイセクシャルであった。
彼女は、私より結構年上の人であったが(確か5歳とか8歳とか上だったと思う)
とても感情豊かで可愛らしく、思ったことをはっきり言い、思慮深い人だった。
疑問に思うことをきちんと口に出し、理解しようとする姿勢を尊敬していた。
彼女は、自他共に認める「ノンケ」の人だった。
私はそれをわかっていたし、彼女もわかっていたつもりだったらしい。
が、私が性差をなんも考えずにひょい。と乗り越えてしまうことに対し
なんで自分に出来ないんだろう。という気持ちがふつふつと湧いてきたらしく、
なんかよくわからんけど、よく食ってかかられていた。
そんな問い詰められても。と思ったが、彼女は知りたかったのだろう。
また、私自身も問い詰められることで、普段考えもしていなかったことを
色々と考えるきっかけになり、それはそれで面白かった。
-----
程なく。
なんとなく相手を意識するようになり、そして
お互いを大切に思うようになり始めていた。
私は彼女に幸せになって欲しかったし、
彼女は、
私を、受け入れたいと思ったらしい。
私は、別にそんなのどうでも良かったのだが。
当時、新幹線で2時間半ぐらい離れた場所に住んでいたのだが、
どうしても会いたい。それも新宿2丁目につれていけ。と言う。
だから、どーしておまえはそう極端なんだ。と思ったが
まあ、取り敢えず3丁目の普通の居酒屋で会おうや。ということにした。
いわゆるオカマバーみたいなところなら行ったことがある、と言っていたが
2人で会って、そーいうので馬鹿騒ぎするよーでもなかろうし、
男性が入れないバーとかのが落ち着くし、安全だし。
どうしても行きたいならそこに行こう。と言った。
てゆかまー、以前2丁目で拉致られる事件に2度程遭遇してるんで
行きつけの店以外にはあまり行かないことにしてたってだけでもあるんだが。
でまあ、会ったわけだ。ちっさくて可愛い人だった。
いや、私視点の「可愛い」であって、男性視点の可愛いじゃないと思うが。
男性視点だと、ボーイッシュでさばさばした女の子の部類で
確かに「セフレに最適」なんだろう、こういうタイプというのは。
花の仕入れの仕事をしていると言っていたが、
市場ですげースピードで、怒りすら込めて仕事を
ざくざくざくざくこなしてそうな感じの人だった。
爪を研ぐのが好きな人だった。ネコ科であろうか。
で、やっぱり頭が良くて、ものごっつ深く考えを掘り下げていく人だった。
会話はすごく楽しかった。会えて良かったと思った。
-----
私は結構ザルに近くお酒にはめっぽう強いのだが、
彼女は、かなりべろんべろんになっていた。
そして、やっぱりどうしても2丁目の店に行くと言う。
大丈夫かよ、と思ったが、まあどうしてもと言うので連れていった。
-----
その日は珍しく、結構人が入っていた。
顔馴染みの人も幾人かいて、かかっていた曲もとても好きで、
あ、なんか良い日に来たな、と思った。
日によっては、お客さんが2組みだけ、とか寂しい時もあったから。
立ち飲みのショットバーでチャージはない。
お金がなくても行けるしw
また、酔い過ぎてる時でもお金の自制が出来るのが良いと思う。
ここだったら(色々な意味で)大丈夫だろう、と安心出来る。
その日も知る人知らぬ人、入り交じって
なんとなく飲んで、なんとなく踊っていた。
そーいうゆるい空気が、私はとても好きだった。
-----
店内が混雑していたこともあるが、彼女は私にべったりくっついていた。
今思い返すと、怖かったんだろう、と思う。
しばらくして、こんなところいる意味ない、早く出よう。
早くホテルに行こう。って言い始めた。
その時から既に、同じ空間を同じように楽しめない、という
寂しさとか、絶望に近いものは、感じ始めてはいた。
-----
ふぅ。ここまで書いて、気分悪くなってきた。
やっぱ結構引きずってるんだなぁとか。
ま、ちょっと気合いれて、書いてしまう。
-----
でまあ、近くのホテルに行ったわけです。
というかその時点で彼女は結構洒落にならんぐらいグダグダだったので
とにかく寝かそうとしたんだがな。
なんかね。
いっしょーけんめい、私に触れようとして、怖くて突き飛ばして、(突き飛ばされて)
泣かれた。
やっぱ、んあー。と、思った。てゆかどっちやねん、と。
どうしたいねん。いや、どうしたいかはわかるんだが
な?
私が言うのも何だが諦めな?べつに、エッチが全てじゃないじゃん。
って言って、撫でようとしたけど、
びくってされたから
仕方ないから、手だけつないでた。
指先だけ。
彼女の絶望は私より深かったろうと思う。
でも、私も、哀しかった。何をどうしたいってことはないんだが、
でも、まあ、哀しかった。
いつものことと思いつつ、やっぱなぁ、って感じで(苦笑
で、その後のことは、私も悪かったといえば悪かったんだが、
彼女と会話をするきっかけになった男にね。
彼女と家が近いからって、任せちゃったんだ。
それがほんと、さいてーな男でね。
なんか、周囲は私が彼のことを好きだと勘違いしてたんだが
そーじゃなくて、こいつは私の大切にしているもの、
例えば私が女の子好きな気持ちとか
そーいうのを全部踏みにじる、いやなやつ。だと思ってたのね。
なんか、女は全員俺を好きになるに決まってる的な幻想を抱いていたヤツで。
ヤツに何も求めるものがない私のことが気に入らなかったらしくて
裏表がすごいあるヤツで、すぐ組織戦に持ち込む。
ねちぃ男は女のねちぃやつなんかよりも、ぜんっぜん性質が悪い。
っていうのの代表格みたいなヤツだった。
それでも表面的には、女性には普通に優しくて、
彼女にも優しくしていたから
まあ、男を知らない浅はかさ・・・というよりは
「普通の女を知らない浅はかさ」であるか、
彼になら彼女を任せちゃって大丈夫だろと思ってしまったのだね。
それで、私と彼女は、表面上は今まで通り「ネットでのお友達」に戻ったんだが、
私のしらないところで、この話は終わっていなかった。
私が彼のことを好きだと思う思い込みっぷりが、私の想像の斜め上に行っていて。
私の気を引きたくて、その男の家に転がり込んだのだと。
・・・いや、違うな。私より優位であると見せつけたくて
その男を手に入れたかったのかもしれない。
いや・・・見せつけるのも違うか、別に私に自慢しようとしたわけじゃないし。
いずれにせよ当て馬にされるその男もたまったもんじゃなかったんだろう、
暴力をね、彼女に振るっていたらしい。
で、なんでか知らないけど、私にはそのこと全然見せなくて。
ああ、今思い出したけど、怒られると思って、とか、そーいうこと言ってたかなぁ。
うん、彼女がその男のところで「殴られて生活している」って知ったときは
絶望すら感じました。なんで?なんで?なんでそうなっちゃうの?全然わかりません。
私に、何かを気づいて欲しかったのではあろうと思わなくもなかったが。
でも、別に助けて欲しかったわけじゃないんだよな、彼女は。うん。
単に私が、そういうことしか出来ない彼女を、助けたかっただけで。
私は、彼女のそーいう、自分を全然大切にしない姿勢がすごくすごく嫌で、
私のせいで、というとおこがましいが、
でも彼女をあの男に、あの日1日「だけ」任せたつもりが
その勢いで転がり込んで「殴られて暮らしてる」って
少なからず私の存在が一端を担いこーいうことになったんだ、
って思ったら、彼女のことを詰りようもなくて、
なんかもー、私にはどうもできない。どうにもならない。
ってことだけはすごくすごくよくわかって。
あんな無力感は、あんな絶望は。
ああ、尤も、母親には更に斜め上の絶望を何度も味合わされているけど
それを除いて。
大切にしたいと思った人を、大切にすることが出来ない。
男だから、女だから、ってことが理由になり
ここから先に進めない。
私には、そこには絶望しか見えなくて、
二度と会わない。って決めて。
姿をくらませてしまった。彼女の前から。
使ってたコミュニティとか、描きためてきた自分のサイトとか
ぜーんぶけして。
しばらく、人と会話できなくなった。
ネットでも、リアルでも。
ふらっと、
彼女と出会う前に出入していたゲームコミュニティに顔出しても
今まで、彼等とどうやって会話してたか思い出すことも出来なくて、
以前仲良くしてもらっていたにーちゃんに、
くーふぇ節、聞かせてくれよ、どうしちゃったんだよ。
って、言われて、
でもそんなの全然思い出せなくて、
ネットに暫く、仕事以外ではアクセスしなくなった。
このサイトの運営をはじめる、4年ぐらい前の話。
だからまあ、4年近く、人と話せない状態だったわけだが。
その後、サイト運営を再開して、色々また人と話そうと思って、
結婚して、昔の彼女にネットで再開して、
ちょっとだけどゲームファンサイトとかもやって、
またOFF会で自宅を開放したりして。
傷が癒えない状態で、中途半端に付き合えたのは
こう言っちゃ何だが、そこに女がいなかったからだと思う(苦笑
今は、可愛い教え子wが出来たので
やっぱおんなのこいいなーかわいーなー と心の中でかなり思っていますがw
ま、そういうのは知らせる必要もありませんがw
それより
一緒に歩いていけるのが良いな。と思います。
コメントする