「親しき中の礼儀」が吹っ飛ぶ瞬間。
仕事の場合、クライアントの礼儀が吹っ飛ぶ瞬間てのはチャンスである。
それだけ、気を許してもらっている証拠だからだ。
勿論、その分(甘えがある分)価格交渉とかも厳しくなってくるのだが、
そんなもんは、最初に高めに設定→値下げして
お値打ち感を与えることで、むしろ喜んでいただけるでしょう。
ふっかけじゃなくて、きちんとお値打ち以上の価値が理解してもらえるだけの
納得感ある説明&資料(担当者が決裁者を説得するための)を
用意してあげれば良いのであり、その資料作成費も請求に織り込めばOK。
お安いってだけのコミッションは、確かに決済通りやすいかもしれないけど
トラブルが起きた時、対価は絶対に出てこないから
下手をすると、業者もきちんと対応をしてくれないかもしれません。
そすると結局、担当者がトラブル解決に奔走する羽目に陥るので、
担当者としては、決裁者からより多くのお金を引き出し
自分の仕事が楽になる提案の方が、有難かったりする。のです。
だがしかし、高くて良いサービスを決裁者に説明する資料を
作る手間を、担当者に与えちゃったら、通してくれるはずがない。
仕事を増やすのは嫌だからですし、
なんで自分の得にもならんことで労力を割いてくれるでしょうか。
リスクマネジメントにはなるかもしれないけど、
担当者の給料は増えも減りもしないのですよ。
起きないかもしれないトラブルの為に、労力を割いてくれません。
口では「安い方が良い」と言うかもしれない。
でもそれは、担当者が決済を通す時に楽だから、なのであり
よーするに高かろうが安かろうが、担当者の懐には関係ないから
費用対効果がきちんと目に見えて分かり説明が出来るなら、
あとはどれだけ(お互い)気持ちよくなれるか、の方が重要なのである。
担当者は自分中心だから、そんな感じだけど
決裁者は、企業規模が大きくなればなるほどこういうことを言う。
100万で110万の利益が出るものはいらない、
1000万で1500万、2000万の利益が出るものを欲する、とね。
この「利益」ってのは、収入が増えると言う意味だけではなく
担当者の労働時間という人件費が減ることも、考えてくれますよ
勿論「まともな決裁者であれば」の話だけど、
大きな企業であるほどまともな人は多いです。
そこを計算してくれない企業ほど、
デスマが起こりやすいので付き合う相手は考えよう~