私はこの件について、ものすごく身近なところで
ものすごく強烈な体験をした人を知っていて
その人の、心の叫びが、今でも胸に刺さっていて
風化、するかもしれないから、過去に書いた気もするがもう一度書く。
友達の彼が、あの事件で怪我をした。
それで彼女は、あの事件の被害者たちと一緒に
救護用のテントの中にいた。
彼は怪我で済んだが、あの事件では、命を落とした人がいた。
テントの隙間から、たくさんの「一般人」の手が突っ込まれてきて
無造作に、写メを撮り続けていたそうなのだが
亡くなった人の友人らしき人は、もうやめてくれ、撮らないでくれと
泣き叫んでいたそうだ。
彼女は、その話を私に教えてくれてから。
ゆっくり立ち上がり、そして叫んだ。
みんな死ねばいいのに!
私は、その言葉を軽く発する人をあまり良く思っていなかったが
彼女には、その時、その言葉を発する権利がある、と思った。
あの事件を思うと、あの時の彼女の叫びが
未だに、胸に刺さっていることを思い知らされる。
秋葉のホコ天は、何事もなかったかのように再開されたと聞いた。
私はでも、一生彼女の叫びを忘れはしないだろう。